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ローカルネタで盛り上がる掲示板サイト、爆サイ

地域に住む方や、知人同士で話せるため、本来の趣旨に添って運営されていれば、とても有意義なサイトです。

しかし、誹謗中傷やありもしないウワサなどを書かれ、傷つく方も多いのが現状です。そこで、爆サイ運営に寄せられた削除申請の内容やその理由、実際に削除ができるのかなどを紹介します。

爆サイ.comとは?

爆サイ.comとは、月間9億PVを誇る日本全国の気になる話題を網羅したモバイル3キャリア(docomo・au・SoftBank)・スマホ対応の人気掲示板です。

掲示板カテゴリ数は3200個以上あり、ニュース速報からギャンブル・ゲームまで幅広いジャンルの日本最大級のローカルコミュニティ掲示板です。                  (引用:bakusai.com

ローカルネタが多いゆえの弊害

爆サイ.comは、ローカルネタを話せる掲示板サイトとして有名ですが、個人に対する誹謗中傷が多く、実際に被害にあっている個人や店舗があるのが実情です。

以前はこうした誹謗中傷に対し、削除依頼をしても削除されず、対応も粗悪という評判も立っていました。しかし、現在ではユーザーの削除依頼に対応してくれます。

また、弁護士や業者に頼まなくても、自分で削除申請もできるようになっています。

書き込みを見つける理由

見るだけで精神的ダメージがある誹謗中傷。では、どのような理由でそれらの書き込みが本人にわかってしまうのでしょうか。

爆サイ内で自分に関係する書き込みを見つける理由は、大きく次の2つ挙げられます。

・自分の名前を検索したらヒットした
・知人・友人から聞いた

「知らぬが仏」という言葉があるように、何も知らなければ平和でいられたものを、一度見てしまったがゆえに何度も見るようになり、そのために苦しんでしまうという方も多くいます。

こうならないためには、自分の名前を検索しない、聞いてもサイトを見ないという強い気持ちが大切です。

主な削除依頼の理由

キーボード
普通に暮らしていても、被害を受けることもあるのが掲示板の書き込みです。もし、自分に不利益な書き込みを見つけてしまったら、すぐに削除を依頼しましょう。

ここからは、実際に削除申請された例を5つのパターンから紹介します。

どれも、ネットを利用していれば誰でも遭遇する可能性があります。

1.個人情報を書かれてしまった

たとえ誹謗中傷が書かれていなくても、個人情報を漏らされるだけで、その人にとっては脅威となります。実際に個人情報を晒されたケースを紹介します。

・スレッド名に名前を書かれた
・本名、住所、勤務先を書かれた
・出会い掲示板に本名と住所が書かれた
・顔写真を公開された
・自分の名前だけでなく家族の名前まで晒された
・以前の勤め先の地域や自分のあだ名を書かれた
・ゲームサイトでのI.D.を書かれた

このように、内容は多岐にわたります。こうした個人情報の漏洩は悪用される場合も多く、すぐに削除を依頼するとともに、報告することが必要です。

2.誰だかわからない人からの誹謗中傷

個人情報を特定されて書かれた上に、誹謗中傷をされることも珍しくありません。誰が書いているかわからないと、書かれた本人は不安になったりイライラしたり、情緒不安定になりかねません。

誹謗中傷の一例を紹介します。

・卑猥なことが書かれている
・身体のサイズ、ウソの性的内容が書き込まれた
・大幅に脚色された私生活や、短所を書かれた
・お店の悪口が検索上位に表示された
・誹謗中傷を見つけた知人が嫌がらせをしてくる
・会社と社長の名前が書かれ、損害が生まれた

このように、誰だかわからない人からの書き込みは、疑心暗鬼にさせるだけでなく、実際の生活にも大きな影響が出てしまうこともあります。

3.書き込み相手がわかっている誹謗中傷

ネットの匿名掲示板に書かれる誹謗中傷は、知らない人からだけではなく、知人からのものもあります。さらに、周りに知られたくない相手(不倫相手や悪友)だと、話がややこしくなり、余計に一人で落ち込んでしまうことになりかねません。

また、いつも親しくしている人から誹謗中傷を受けてしまうと、本人だけではなく家族をも傷つけてしまう可能性があり、恐怖を感じることもあるでしょう。

ここでも、具体例を紹介します。

・昔ストーカーをしてきた男に誹謗中傷を書かれた
・昔の不倫相手から卑猥な言葉を書かれた
・元同僚で縁切りをした相手に悪口を書かれた

などです。誰だかわかっていても、不特定多数が見る掲示板に書かれることは不利益です。

4.書き込まれやすい職業も

仕事によっては、書き込まれやすいものもあります。代表的なのが、キャバクラや風俗などの職業です。実際に書かれた内容をまとめると以下のようになります。

・ウソの誹謗中傷を書かれた
・人気が出て個人スレができ、誹謗中傷を書かれた
・信頼されていたお客に話した個人情報を漏らされた
・風俗嬢の常識的でないサービスを書かれた
・会社での悪口を書かれた
・援助交際のウワサを書かれた

このように、職業や職場によってはあらぬことを書かれてしまう場合も多く、それを見て傷つく方が多いのです。

5.自分の書き込みを削除依頼することも多い

自分の書き込みを削除してほしいという方もいます。ただし、自分で申告した場合には通らないことも多いのが実情です。

投稿する前に一呼吸おいて冷静になることが大切です。

ここでも実際にあった削除依頼を紹介します。

・自分のアドレスを書き込んでしまった
・お気に入りの方のスレを立てたら誹謗中傷を書かれ迷惑をかけてしまった
・振られた仕返しに悪口を書きまくってしまった。訴えられたら困る
・出会い系で知り会った男性の悪口を書き、相手が激怒。警察に通報された
・キャバクラの誹謗を書いたら訴訟を起こすと書き込みがあった
・投稿を見つけた人が書き込んだ主を探している

というような内容です。誤って書き込んでしまったパターンもあれば、悪口を書いてやり返されることを恐れているパターンもあります。

ネットに他人のことについて書き込みをする際は、それが長期に亘って残ってしまうこと、また被害を受ける可能性も考え、慎重に行動するようにしましょう。

書かれた方も書いた方もリスクを負う

ネットでの匿名の誹謗中傷は、書かれた方にダメージを与えますが、書いた方もリスクが高いということを知っておきましょう。

後で削除申請をしても、自身の書き込みだと許可されない確率が高く、大問題に発展することもあります。書き込んだ方が逆に叩かれてしまい、通常の生活を送れなくなる場合もあるほどです。

爆サイの運営側に削除申請をしても実行してくれない場合や、明らかに悪質な内容で、それによって日常生活が困難になってしまった場合などは、弁護士や専門業者に相談するようにしましょう。

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